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おしゃれ × シンプルなライフスタイルを目指して! 湘南ジモティ アラフィフが、晴れたり曇ったりの毎日を綴ります。

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Good Morning!
湘南 ジモティのアラフィフ お気楽ママです。


おはようございます。
久しぶりに会った友人からいただいたチョコレート

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なんと、星の王子さま

映画のプロモーションをしている友人
星の王子さまの仕事で作ったチョコレートだそう

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王子さまがプリントされていたりバラがあったり

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しかもパッケージが本型になっていて
とっても可愛い



これに触発されて
家に帰ってから、また本を読んでしまいました。
『星の王子さま』は、私が大好きな本の一冊でもあります。

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子どものための童話というイメージがありますが、
むしろ大人が読んでこそ心に響く言葉が多いような気がします。
「〇〇すべき」「〇〇はしてはいけない」など、
知らず知らずのうちに頭が固くなっている大人の心にこそ
響くお話なのではないでしょうか。


例えば 
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「おとなは、いちばんたいせつなことはなにも聞かない」
 
おとなは数字が好きだから。
新しい友だちのことを話しても、
おとなは、いちばんたいせつなことはなにも聞かない。
「どんな声をしてる?」とか「どんな遊びが好き?」
「蝶のコレクションをしてる?」とかいったことはけっして聞かず、
「何歳?」「何人きょうだい?」「お父さんの収入は?」など聞くのだ。 
出典:サン・テグジュペリ 小説『星の王子さま』(河野万里子 訳)新潮文庫 p.23

耳にイタいなぁ〜、
友人どうしの話でもすぐにこういうことを聞きたがりますよね。

つい目に見える数字にこだわってしまいます。
そのほうが頭に思い浮かべやすいし、簡単だから。
相手を知るときにはそうやって楽をしようとするのに、
自分が数字で簡単に判断された時には気分を害したり……


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「ぼくらは互いに、なくてはならない存在になる」
 
でもきみがぼくをなつかせたら、
ぼくらは互いに、なくてはならない存在になる。
きみはぼくにとって、世界でひとりだけの人になる。
ぼくもきみにとって、世界で一匹だけのキツネになる。
出典:サン・テグジュペリ 小説『星の王子さま』(河野万里子 訳)新潮文庫 p.100

人って年齢を重ねれば重ねるほど、
新しく人間関係を築くことが難しくなります。
仕事関係や子ども、地域にまつわる関係は
大人になるにつれて増えていきますが、
純粋に友達と言える関係は少なくなってくるのではないでしょうか。
そして気がつけば、
「友達の作り方が分からない」「恋愛の仕方が分からない」
という状況になっている人が多い。


「なつかせたもの、絆を結んだものしか、ほんとうに知ることはできないよ」
 
なつかせたもの、絆を結んだものしか、
ほんとうに知ることはできないよ。
人間たちはもう時間がなくなりすぎて、
ほんとうには、なにも知ることができないでいる。
なにもかもできあがった品(しな)を、店で買う。
でも友だちを売ってる店なんてないから、人間たちにはもう友だちがいない。
きみも友だちがほしいなら、ぼくをなつかせて!
出典:サン・テグジュペリ 小説『星の王子さま』(河野万里子 訳)新潮文庫 p.103

「友だちを売っているお店はない」というのは当たり前のことなのに
そのことに気づいていない人は多い。
いまの世の中ではほとんどのものがお金で買えます。
簡単に手に入るものばかりです。
だからこそ、簡単に手に入らないものや、
お金では解決できないことが貴重なのです。
絆もそのひとつです。
そしてもうひとつは時間。
過去のことを悔いたり、未来のことを心配して、
現在のこの”瞬間”のことを大切にせずに生きている人が多い。
だけど時間は戻せないし、お金では買えない大切なものだと思います。


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「いちばんたいせつなことは、目に見えない」

とてもかんたんなことだ。ものごとはね、
心で見なくてはよく見えない。
いちばんたいせつなことは、目に見えない。
出典:サン・テグジュペリ 小説『星の王子さま』(河野万里子 訳)新潮文庫 p.108

 
「たいせつなことは、目に見えない」当たり前のことですが
そのことを考えたり実感することは少ないでしょう。
「そのようなことは言われなくても分かってるよ」と思ってしまいます。
しかも目に見えないものを信じることは
考えている以上に難しくはないでしょうか。
なぜ難しいのかというと、結果や成果が見えないからです。
結果や数字にこだわってしまうのも、そこかもしれません。


『星の王子さま』の物語にはたくさんの動物や人が登場しますが、
主人公である王子さまや「僕」を含め、全員に名前がついていません。
どれだけ仲良くなっても、お互いに名前を尋ねもしないのです。
大切なのは名前という目に見えるものではなく、
目には見えない関係性だと教えます。

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子供の頃にも読みましたが、何度も読み返して
大人になって、はじめてサン・テグジュペリの言葉の意味が
理解できるものが多いような気がします。

大人になると守るべきものがたくさん増えて、
いろいろな挑戦がとても怖くなって、
小さなことで感動できないくらい心の余裕がなくなってしまいます。
何かに迷ったり落ち込んだ時に『星の王子さま』を読むと、
「世界はもっと単純でシンプルなんだよ。」と教えられるのです。




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もったいなくて食べられないけれど
今日は、このチョコレートで

マトちゃんタンブラーとコーヒーブレイク🎶


さぁ、今日は何しましょうか

Have a nice day


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